2009-02-09

grafuck


「至福」って、すべてから解き放されている瞬間なんだろうなぁー。それは「たわいもないいとま」。ひとり湯船につかり、ふ~と息をもらす。たらふく名店で美味いもの食したあとの憩い。無邪気に跳ねる子供をぼんやり、何気ない彼女の仕草や声色にときめき、日差しに艶めく後れ毛にうっとり。そんななごみは、悩みも迷いも時さえ消し去る。それは「冷静な夢中」。たとえ失笑をかう三振でも納得のいく無心の空振り。風を捕えたジャンパーが浮力に運ばれる飛行時間。100メートルを疾走しながら無意識の五感が時速40キロを記録する9秒69。酸欠になるまで虚心で舞ったリンクの4分。快心のプレゼンが出来た会議室の空気。観客を鷲づかみした演奏で舞台と客席が一体となったその時。時間も自我も消えうせて、分け入ったその道の冥利に尽きる至福に酔う。それは「時を消す官能の浮遊」。欲情にのぼせる体の疼き。抑えきれない本能の目覚め。沸きあがる愛欲を獣のように貪りあう。甘味なまどろみ。けだるい余韻。もうなにもいらない。もうどうなってもかまわない。すべてをなくすエロスとの睦言。すべての細胞が歓喜する生を感じるひとときの浮遊感。「至福」って、理性を脱ぎ捨て自由を得る一瞬。まる裸な自分を感じるときっ素。

grafuck erotic art book Me,Me publishing $24.95 about3000円。 今宵満月、マイ・ファニー・ナチュラルさんは大自然の摂理に突き動かされて、まる裸。僕にまる裸の至福を教えてくれたリブさまとは、何もなくても日常的に、こんなオクリモンで息も肌も合っていた。この「グラファック」に始まり、いったい何冊のちょっとエロティックな本とタンガをオクリモノしてきただろう。写真は、イニシャルを見つけたレアなアンティークボタン、キッチュなエスニックピアス、それを入れたアンティークなリキュールグラス。それとタンガ。本とタンガが基本セットで、あとはその時の気分と状況で、キャンドル、バスバブル、アクセ、ローズ、お香、などなどなど。特別なんかじゃない、思いつきと機転で日々の徘徊からサンプリング。ノリとカンでみつくろった小間物の品々と本とタンガがミックスされたオクリモンのオクリモノ。そろそろヴァレンタイン。本だって、ただ読むだけじゃない、使い方、魅せ方、奏で方、自由自在。ちなみに内容は、昔の横尾さんみたいな世界を今のアーティストたちが様々に描くエロチック・アート本。とは言え刺激は激甘口。どこにでもフツーに置いておいておける小型のペーパーバック。インテリアなブックっす。至福って、美食欲、存在欲、肉愛欲、つまり3大強欲が満たされたとき?

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