2009-01-24

PAN AMERICAN


逃がした魚は大きい。写真は2002年、ハワイ島はヒロ市の旧市街にあったハワイアンアンティークを扱う店のウィンドーを飾っていたB全サイズのポスター。大きいので通りがかりでも目に止まる。見つけてからややしばらくウィンドーの前で立ち尽くした。値段は3千ドル。店の奥にはもう少し小ぶりのアロハエアのポスターもあったが、この迫力にはかなわない。欲し~~~い。が、30万。うぅ~うぅ~うなりながら店を後にした。帰国して、ノーブルなアンティークのわが師匠、日本橋で27代もつづくその道の御曹司に聞いてみたところ「その品なら100万はするだろう」とのこと。うぁー 値段じゃないけど、逃した魚はやっぱりでかかった。マイ・ファニー・ラストラバーのようにネ。 そして何故かエアライン話は続くのです。うちの隣に可愛らしいビストロがあるのですが、その店のトイレに、こちらも見応え充分な1960年代ものと思われるJALのポスターが掛けられていて、用を足すたびに拝観する立ち位置。画力は写真のパンナムテイストで、富士と芸者を背にJALのスチュワーデスが微笑む図案が秀逸。JALずくしの話だが、これがまた奇遇なことにマンションのお隣さんがJALのフライトアテンダント嬢。彼女にそのトイレの60年ものスチュワーデスを鑑定してもらうと、「こんなの会社にもない」って珍品。ご興味ある方は、ぜひ、ビストロ・ダルテミスでお食事を。味もトイレも美味しゅうございます。

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