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2009-02-14

テキサス女子は東京を狙う


Sports Illustrated 1964.4.20 「テキサス女子は東京を狙う」 と まあ明快でシンプルなカバーなこと。写真は世界最古で世界最大のスポーツ週刊誌、ご存知「スポーツ・イラストレイテッド」1964年4月20日号の表紙。この年の、10月10日が東京オリンピック開会、その半年前の東京オリンピック特集号だ。当時の米五輪戦略があっさりわかります。この珍品を見つけたのは、NYの週末恒例蚤の市。なんだか近所の東郷神社で週末、開かれる蚤の市みたく、こなれた専門業者らしき一軒の軒先で、ジャンク衣料の脇にあった雑誌の山から奇跡的に出土した1981年秋。東京オリンピックは、当時、小学4年生だった幼年期に来るべき日本の近未来を見せてくれた革命的な昭和の事件。そういう意味で、2016年東京オリンピック招致活動が、お若い諸兄を中心に「そんなのカンケイねぇー」と白々しい気分が残念だ。小4がオヤジになっても、こうして世界で経済的にも貢献するのがオリンピックなんだけどネ。

マイ・ファニー・ナチュラルさんは、小粒ながら濃い味系の芸能事務を営んでいるのですが、たまたま事務所の看板女優が舞台公演で一ヶ月も吉祥寺に通うことになった一昨年の暮れ、舞台の合間に駅前デパートで、「誕生日の新聞」というサービスに出くわした。当夜、仕事を終えて自宅で合流すると、そんな話をしだして、まず自分の誕生年誕生日の新聞コピーを出し、つづいて娘、それに飼い犬、そして田舎の母親と、年代別に新聞の記事を見せだした。いやいや、昭和一桁、昭和40年代、平成元年と、女系3世代の新聞は笑える日本史。そして最後に、僕とワンコの新聞が出されて、妙に嬉しかったのを思いだす。笑える昭和30年の新聞広告もさることながら、正直、家族あつかい、仲間になっていたことがジンときたのだ。365日、誰かの誕生日だろうし、誰かの記念日。こんな300円のお気軽な新聞から、誕生年のワインまで、お祝いに生誕は使えるが、写真左は1955年4月4日発行のスポーツ・イラストレイテッド。最古の雑誌ならではで、こいつもそんな記念行事に使えます。ちなみに私は3日生まれ。さぁーヴァレンタイン。大いに愛を語りあって世界が平和でありますように。

"Sport Illastrated Cover" こちらで、あなたの誕生日をお探しあれ。1954年から最新号まで揃ってます。開いたサイトの SELECT COVERS BY の Year からご自分の誕生年を探せば、懐かしいあの時代が新鮮に蘇ります。
"Sports Illustrated Swimsuit Issue" スポーツ・イラストレイテッドが年に1度発刊する。大人気のスーパーモデル水着特集。スーパーモデル45年の歴史が一目瞭然。《1964~1979》 《1980~2006

2009-02-12

Andy Warhol's Index Book


NYデビューは遅かった。ヨーロッパや西海岸は大学時代に経験できたが、それも3年のころ。NYは就職して間もない80か81年ごろだった。職場は百貨店だから、当時、NYの百貨店「ブルーミング・ディールス」のリモデルが世界的に注目されていたこともあって、「サックス・フィフス・アベニュー」「バーグドルフ・グットマン」なんかを視察しつつ、「ストゥーディオ54」をはじめとしてナイトクラブをクラビングーの仕事半分、遊び半分の10日間。その時、コロンバス界隈だったと思うけれど、アンティークな雑貨&アクセを扱う店で、思わぬ珍品を見つけたのが、写真のアンディ・ウォーホール・インデックスブック

見れば1967年にランダムハウスから出された正真正銘のウォーホールのポップアップブック。傷みありありのバットコンディションだったけれど、もうナケナシノ即買い。ゲイの店主にぼられた気もしたけれど、確か2万円くらいだった。エディションが入ったペーパーオブジェっー作品本の中に、4ヶ所、開いてポップアップする手法を入れたデザインページがあったり。写真もグラフィックスもエディトリアルも唸りっぱなしにイイ。そー唸るって、ソノシートが付いたページに、アコーディオンが鳴るページもあって、仕掛け本に見られそうだけど、完璧にアート。文句なく抜けるシビレる本が作品。ポップアップを書いた前の記事で、すっかり忘れていたウォーホール。思い出して早速、日本のオークションサイトをチェックしたら、20万~30万と値が付いていてびっくり。一応、本なんですけど。サインがあるから高値になっているんだろうなぁー。最後のオカダ文庫をまるごとお持ち帰りになった古書店主、さぞかしいい買い物したなぁー。あの時のあの笑みは、お宝満載でシメシメだったんだろうなぁー。なんと儲けが薄い人生なのか。されど思いで濃いからよしとしますか。

Andy Warhol's Index BookAndy Warhol Publisher Random House 1967年初版 $4.95。

2009-01-31

和食のいただき方


「和食のいただき方」 塩月弥栄子 480円 新潮文庫 1983初版。すでに記憶の中とはいえ、5トントラック2台分の「オカダ文庫」の中で、人さまから頂戴した本は2冊。1冊は高校の合格祝いに、父親の後輩氏から頂いた「オックスフォード英英辞典」。もう1冊が、写真の 「和食のいただき方」。こちらは、マイ・ファースト・ワイフさまからの贈り物。先輩カップルのはからいで集ったランチ会で知り合い、のっけから、幼なじみのような何のストレスもない仲良し組は自然と円満寿。ディグレースやフィオルッチに古着テイストさんは、ドックグルーマーの資格を持つおしゃれさん。ところが付き合って行くうちに、裏千家と草月流では、とても名士な社中のお嬢様(っていわゆるコンサバイメージはまるでない)だった。着物、お茶事、生け花はプロさん。そんな手前、和食をいただく時の嗜みにと、何気にくれた文庫本なのですが、いやお見事。何事、真髄はシンプル。箸の使い方、魚の骨の始末、水菓子(メロンの食べ終え方)、とうとう、ひと目でわかる基本の所作。これ一冊で一生、ノーブルな振る舞い優雅な食事をいただけます。考えてみれば、この世は無駄な書籍が多すぎる。何事、一芸に通じる一冊で事足りるのですよ。問題はその一冊の見極め。真贋 すな。 ◆お若い女子への贈り物に好適の1冊。

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